「マンガの顔の描き方」終了

※作者さんのサイトで本の内容の一部が見られます。
難易度:★☆☆☆☆(初心者向け)
満足度:★★★☆☆(中級者にはちょっと物足りない)
推薦度:★★★☆☆(1冊目にやるには良いと思う。すでに何冊もやってる人はスルーしても良さそう)
ページ数:p80
値段:¥1200(※一般書店では買えません。作者サイトからリンクされている同人誌通販店で購入。業界最速通販らしいのでお届けは早いです。)
推定消化日数:2週間~1ヶ月程度
4/18から取り組んでいた「マンガの顔の描き方」(通称:顔描く)をやっと終了しました。
この本は全p80と割合薄く、内容も1つの絵の描き方を何カットにも渡って説明しているページが多い為、本来なら1ヶ月もあれば余裕で終われるぐらいのものだと思うのですが、私が他の本と並行していたり、5月6月さぼったりしたので予想外にかかってしまいました。最短で5日で全部模写された方がいらっしゃるので、普通の人は2週間ぐらいでやろうと思えばやれなくもない内容量だと思います。
最初の頃はペン入れしてみようかなーと思ってペンで清書してみたりしてましたが、途中からペースダウンしてたので結局ほとんどシャープペンシルでやっちゃいました。
同著者さんの著作物に「人を描くのって楽しいね」(通称:人描く)という本がありますが、こちらでは顔の描き方は主に球と立方体、十字ブロックなどを使って描く方法が解説されていました。
顔描くの方では、こちらには載っていない三角形の面を使って描く方法が全ページに渡って繰り返し解説されています。
内容的には、最初の方に解説される三角図法1つで、特に多くの技法が紹介されている訳ではありません。「人描く」をすでにやった方にはもしかしたら物足りないかもしれません。「人描く」で十分に顔が描けている人にとっては必要ないと感じるかも。ただ、「顔描く」では360度回転であらゆる角度の顔をひたすら描かせる方式になっているので、ドリル的に復習強化特訓したい人にはいいと思います。苦手な角度や、描けない角度をしらみつぶしに無くすには効果があるかと。
「人描く」をまだやったことがない人の場合は、「人描く」の前に「顔描く」からやってみるのはいいんじゃないかと思います。絵をあまり描いた事無い人にとって、いきなり全身を描け、というのは結構難しいと思うので、一番描いていて楽しい顔から入るのは入門としてはいいんじゃないかな。技法的にも1つを覚えれば良いだけだし、ページ数も比較的薄いので、これをやって自信をつけてから「人描く」をやる、という順番だと参考書模写をやり遂げる自信がつけやすいかもしれません。
購入時の感想でも描きましたが、絵が上手くなりたいなあーと思っている小学校高学年ぐらいの子供がこの本をもらったらとても嬉しいんじゃないかな、と思いました。
私がやってみた感想としては、「人描く」の復習ができた感じで良かったです。色々な角度を描くことになるので、一応「どんな角度の顔もなんとか描けそう」という自信がちょっとつきました。
ただ、新しい「ヘェー」という技術情報は少なかったかも。「人描く」の後もっと高度な参考書に取り組んでいる人、デフォルメ絵よりもリアルタッチな画風を求める人はパスしても問題ない参考書だと思います。ジャックハム先生の「人体のデッサン技法」などの方がより詳細で正確に描けると思います。ハム本で「そんなに沢山一度に比率ばっかり出されても覚えられないよ!」と音を上げそうになった人は、「顔描く」本から入るといいかも。要はジャックハム先生も解説されてる顔のアタリの取り方を、「もっと少ない線でもやれないことはないよ。最小限覚えればいい所はここね。」とランクダウンしてくれたという感じ。「先生とにかく短時間でコツだけ教えてよ」という人は「顔描く」向けかも。「それだけしか教えてくれないと描けないよ。縦の割合はどうなってんの?」と解説に物足りなさを感じる人は、ハム本の方がいいかな。
参考書模写で使用した紙消費量はこの本でB5片面527枚になりました(ドローイングやblogにあげているスケッチは含みません)。
次はシェパード先生の本とどっちにしようかすごく迷ったのですが、やっぱ定番から片付けようって事でルーミス先生の「やさしい人物画」をやろうと思います。この本はページ数が割合多いのと、時間のかかりそうな力作カットが多いので、10月末までにできたらいいなと思うんですけど、パース本もまだ残ってるので結構厳しいかも。
Posted: 7 月 21st, 2008 under 参考書.




